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totofukuの旅

2 ギャング (サンフランシスコ)

  俺はウエスタンホテルから

 

  7分ぐらいの学校に出かけた。

 

  歩いていると前をのそのそ

 

  歩いているアイーンを見つけた

 

  アイーンはベトナムから来た

 

  俺のクラスメイト 顔は四角く 

 

  おっとりしている22歳の青年 

 

  「おーい アイーン おはよう」

 

  と声をかけると もそもそと 

 

  静かな声で「おはよう」と

 

  返してきた。えらいゆっくり

 

  歩くんだねと言うと

 

  考え事してたんだ。

  

  と返して来た。またのそのそ

 

  ゆっくり 黙って歩き始めた。

 

  俺も同じスピードで

 

  のそのそ するといきなり 

 

  僕と友達になって

 

  と言ってきた。俺は別に良いけどと

 

  言うと笑顔になった。

 

  そしたら僕の家に来ないと言う 

 

  いきなりなんで

 

  と聞くと実は僕の

 

  ベトナムの友達はギャング

 

  黒人 メキシコ人らと

 

  縄張り争いしたり

 

  バイク 車 店のものを盗んだり

 

  変な薬を売ったり

 

  ほんと悪いことばかり

 

  するんで 僕のお母さんが心配して

 

  変な友達と付き合うなと言うんだ

 

  で母さんを安心させたいし、

 

  悪い友達から抜け出したいと言う

 

  そう言うことで 俺は学校の帰り

 

  彼の家に行くことになった。

 

  彼の家は古びたマンションの3階 

 

  家に入るとお母さんが

 

  ミシンで縫い物をして居た

  

 「母さん日本人の友達連れて来た」

 

  と言うとお母さんはそれじゃー

 

  フォーでも作るよと台所へ

 

  いった 。

 

  よく聞くとフォーは日本のうどんの

 

  平べったいやつみたいだ。

 

  俺は久しぶりのうどんだと思い

 

  楽しみにして待っていたら

 

  お母さんがフォーを持ってきた。

 

  俺はゆっくり口にした

 

  ゲー変な葉っぱの匂い 

 

  うどんもスープもまずい

 

  後から知ったんだけど 

 

  その野菜はパクチー

 

  アジアでは良く食べるらしいが 

 

  俺は物凄く

 

  苦手 でもせっかく作ってくれたので

 

  美味しい 美味しい と

 

  言って食べた

 

  なんか昼下がりの 

 

  のどかな雰囲気だなとー

 

  思っていたら。。。 

 

  いきなり「ドンドンドン」とドアを叩く音

 

  俺とアイーンはゆっくり

 

  ドアーの近くに行くと

 

 「開けて 開けて」アイーンは5階に

 

  住んでいる従兄弟レイの妹のムーだという

 

  ゆっくりドアーを開けると 

 

  ねー5階に来て早く早くお兄ちゃんが

 

  と言うので俺とアイーンは

 

  5階に 5階のドアーを開けると

 

  従兄弟のレイが血のついた

 

  大きなナイフを両手で持ち

 

  震えていた アイーンがどうしたと聞くと 

 

  黒人と喧嘩した 相手は死んだのかと聞くと

 

  知らないと言う アイーンはレイにとりあえず 

 

  シャワーを浴びて ナイフと服を洗うよう

 

  言った レイは震えながらシャワーを浴びに行った 

 

  「とと この事は内緒な」と言うので

 

  俺は頷いた この時の俺の字はととだった。

 

  それから俺は何もなかったように

 

  ホテルに帰った。

 

  僕の住んでいたホテルは

 

  柄の悪い地域でよく

 

  こんなことはあった。

 

 

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