イギリスの青年アレックスが朝から
ソファーの周りをうろうろ歩き
回っている。ここは
ナイロビのゲストハウスのリビングだ。
「アレックスなんでうろうろ
歩き回ってるの」と聞くと
「考え事」と言ってまたうろうろ、
10分ぐらい歩いた後ソファーに
座った。そして話し出した「お金がない」
と言った。俺はとられたのかと
聞くと 違うという
話を聞いて見るとこうだった。
イギリスから持って来た
お金を使い果たしたと
そしてイギリス大使館に行って
助けてくれと言ったら
だーめ と言われたと。
大使館が言うにはお金を
貸してくれと言い寄って
くるイギリス人が多いそうだ。
日本大使館だとすぐ貸してくれるだろうが
まーここに来ているイギリス人はえーかげん、
イギリスのお兄さんにも
連絡したが返事がないし、
もう一度大使館に行ってくると
話を聞いて見るとこのゲストハウスに
娼婦が3人いてそのうちの1人からお金を
貰ったと言う
この貧しいアフリカの人から
お金をもらうありえない。
彼は男前だがまるでひも
彼とソファーで喋っていると
彼にお金をみついで
いる黒人の娼婦がやって来た。
デレデレと彼の横に座り彼を見つめていた。
彼に惚れているようだった。
俺は女の人に年はと聞くと18だと言う
んー変なゲストハウスだ。
そのうちに「あたしを買って、今お金いるの」
と言い寄って来た。俺はきっぱり
断った。
相当このイギリス人にベタ惚れのようだった。