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totofukuの旅

ビルマ

 

 

  俺がこの地を訪れたのは35年

 

  前 その時の国の名前はミャンマー

 

  でなくビルマ 飛行機でビルマに

 

  到着したのは夜 街は真っ暗

 

  社会主義国なので電気もあまり

 

  普及していなかったみたいだった。

 

  そこで強制的に2万円ぐらい

 

  両替させられ それを全て

 

  使わなくてはいけなかった

 

  なんせ物価は安いし、ものがない

 

  どうしてお金を使ったらいいか

 

  困ってしまう結局一番高い高いホテル

 

  に宿泊して美味しいものを

 

  たくさん頼んだ。

 

  ビルマというと沢山のパコダが

 

  ある。俺はとりあえずパコダを

 

  観光することにした.

 

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        その時起こった出来事について

 

  の話です。

 

  俺はパコダを観光しようと思い

 

  街を歩いていると後ろから

 

  誰かついて来るのを感じた

 

  俺はなんだ誰だ?お金が目的か?

 

  通りには店らしき物がなく

 

  あるのは道端でござを弾いて

 

  ものを売っている人達だけ

 

  俺はそのゴザを弾いた店を見ている

 

  ふりをして 付けてくる人を

 

  確かめた んー坊さん 坊さんが

 

  俺を付けていた んーなんで!

 

       俺はキョロキョロしながら

 

  パコダまで来ていた。俺は

 

  パコダの前に屋台があったので

 

  そこで何か食べようと思い

 

  屋台の長椅子に腰をかけた

 

  その時後ろに殺気を感じた

 

  俺はそろりと後ろを振り返ると

 

  幽霊のようにのそーと立っている

 

  坊さんいた俺は思わず「ウエーええ」

 

  何を言ったか分からない言葉を

 

  発してしまった。何も言わずじーと

 

  立っていた、まるで幽霊のように

 

  そして急に手を合わせその後

 

  お経を唱え始めた 俺は黙っていた

 

  お経が終わるまでじーと

 

  俺は思った 多分この男はお経が

 

  終わった後お金を請求して来るだろう

 

  と ・・・

 

  やっとお経が終わったみたいだ

 

  坊さんはいきなり手を出した

 

  俺はやはり金かと思った

 

  でも、それは違っていた

 

  変なことを言い出した

 

  俺の手の平を見せてくれと

 

  言い出した、俺は手のひらぐらい

 

  見せてあげるよと彼の前に手のひらを

 

  差し出した 俺の手の平を見せた途端

 

  彼の目が変わった 

 

  あなたはアシャカの生まれ変わり

 

  俺はなんだそれと言うと

 

  あなたの手の平にコブがある

                       

  これはアシャカと同じ形だと言う

 

  俺がこれはバイクで転けた時

 

  できたコブだ、と説明しても

 

  聞かない それよりアシャカって

 

  なんだ 俺はそんな事どうでもいい

 

  俺は速くこの幽霊のような坊さんに

 

  離れて欲しかった

 

  俺はズバッと言った

 

  俺から消えてくれ

 

  俺はただの観光客

 

  俺はアシャカどうか分からないないが?

 

  坊さんはボソーと幽霊のように

 

  立ち去っていった。

 

  今でもビルマの思い出は

 

  と聞かれると

 

  幽霊のような坊さんしか

 

  浮かばない。