朝早くからテントをたたみトラックは
動き出した北へ北へと俺は
フラフラ昨日からあまり食べ
物を口にしてないからだ。
あー味噌汁とご飯食べたいようそんな事を
考えながら外を見ていたら
ムーミン似た運転手がお
い、いるか、なんだと思ったら、
ウイスキーだった。
あったまるぞと言って来た
朝からウイスキー変だけど、
最もだとと思っ
た。体はその時冷え切っていたから
体が少しは温まると思い
「ありがとう」
と言って口に含んだ。
無茶苦茶きつい、少し身体が温
まり気分が良くなった。
「お前はカンデンポチ」
に行くのかと聞いて来たので
俺は「うん」と
言った。ムーミンはニコニコ笑って1人で
うなずいていた。
なんか良く分からないがまーいい
や
次に「腹減ったか」と言ったので俺は慌てて
「うん」と言った。ムーミンは干し肉をひとかけ
らくれた。
俺は感謝しながらゆっくり食べた。
物凄く美味しかった。
運転手を見たらやっぱり
優しいムーミンだった。
「おい」と急に言って
来た。「トイレ休憩だ外に出ろ」
と言って来た。
外にでてみると二台のトラックも止まってい
て小便や大便をみんなの
見える所でやり始めた。
その時気付いた。
あーなんだこれ 湖だっ
た。真っ青のこの世の物とは
思えない青さだ。
こんな高原にこんな綺麗な
湖信じられない
この世のものとは思えないほどの
美しさだ。俺は物凄く感動した。
これがチベットって感じだった。