totofuku ミニマリスト ライフスタイルブログ・テーマ
ミニマリスト

totofuku

totofukuの旅

10 ブルース

  サンフランシスコにいた時

 

  ウエスタンホテルが

 

  僕の住居だった。

 

  そこに1人のアメリカ人も

 

  住んでいた。名前はブルース

 

  他の人とはあまり話を

 

  しない孤独な人だった。

 

  いつも外で鳩に餌をやり

 

  鳩と何か話をしていた。

 

  彼はなんでも国から

 

  生活保護をもらっていて

 

  毎日 ポエムを書いていた。

 

  体は大きくしかりしていて

 

  健康そうだけど どこか

 

  悪かったのかもしれない

 

  俺はいつも何をしているか

 

  興味があったので

 

  ブルースの近くに行き

 

  聞いてみた。「何書いてるの」と

 

  そしたらブルースは「鳩が話して

 

  くれた事をポエムにしてるんだ」

 

  なんか ごっつい体をしているが

 

  子供のような話し方をする

 

  その後 「はいこれ」と紙を

 

  渡され「これポエム」と俺にくれた。

 

  俺はあまり興味はなかったが

 

  ありがとうと言って、部屋に

 

  持って帰って読んでみた。

 

  俺は鳩

  

 「 鳩も生きている 人間と同じ

 

  人間 なんでそんなに 偉そうに

 

  している 俺は鳩 お前らと同じ

 

  動物 いつかは死ぬ お前らも同じように!

 

  おいお前ら これ以上地球を壊すな

 

  お前らだけの地球ではない」

 

  読んでいると頭がおかしくなる

 

  ブルースの時間は鳩と共に

 

  ある でも彼の時間は彼のもの

 

  彼の生き方を見ていると

 

  自分を考えさせる

 

  (俺は生まれた時から

 

  決められた場所決められた規則があった。

 

  ここは誰々の土地 ここからは国の土地

 

  この道は通れない 裸で歩いてはいけない

 

  魚は取ってはいけない 生まれた時から

 

  決まった規則があり そのレールに

 

  乗って生きなければ 変な人 

 

  鳩には決められた規則はない

 

  まだ鳩の方があロボットのようでない)

 

  頭が変になるので この辺でやめとく、

 

  

  俺は一階のソファーに座っていたら

 

  もとバスガイドの敦子が

 

  勢いよく階段を降りてきて

 

  ホテルのマネイジャーに何か話

 

  している 俺はそーと聞いていたら

 

  「あたしがシャワー浴びていたら

 

  ブルースが 私が入っていた

 

  シャワー室を覗いた。どうにか

 

  して下さい」と言っていた。

 

  マネイジャーはたまたま

 

  間違えただけと言って

 

  敦子を諭していた。

 

  俺は安心した???

 

  ブルースは宇宙人ではない

 

  雄だった。

 

   

 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

 

 ミニマリスト ライフスタイルブログ・テーマ
   ミニマリスト