totofuku

totofukuの旅

4 ジル

     俺の住んでいたウエスタンホテルに少し小柄の

 

     フランス人がいた。彼の名前はジル いつも

 

     キッチンでモーニングを食べ一階の階段のところで

 

     チョコを食べながらコーヒーを飲むのが彼の日課

 

     俺も同じように階段のところでコーヒーを飲む

 

     ジルは俺のギター友達 だからよく朝話をする

 

     彼の英語はフランス訛りがあって解りにくい

 

     おまけにアメリアの汚い言葉(スラング)を使って

 

     話するのでなお解りにくい いつも否定語にはアーントを

 

     使う ジルが朝話しかけて来た。昨日面白いことがあったんだ

 

    「実は昨日バイクで娼婦を拾いカフェに行ってそのまま裏口から帰ってきた

 

     あの娼婦カフェで1時間も2時間も待っていただろう」と大笑いする

 

     俺にはその可笑しさが理解できない 確かに娼婦はジルと言うお客を

 

     ずーと待っていただろう でも大笑いするほどの可笑しさはないと思う

 

     フランス人の笑いの感覚が理解できない 昨日はジルの学生の

 

     時の話 ジルが中学の時友達のお母さんとした それも3人の別の

 

     友達のお母さんともしたと大笑いする。

 

     これは大笑いする話か?フランスではこんな話は

 

     びっくりする話でなく 面白い話らしい

 

     よしと思い俺もフランス人を笑かす話をしようと

 

     考えるが俺日本人にはジルを笑かす話は思い付かなかった。