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totofukuの旅

18 船

        自転車の旅 (25)

 

   石君が見つけて来た船に乗ることになった。

 

   船と言ってもそれほど大きい物ではなかった

 

   船の真ん中に荷物を詰め込む 自転車も同じ場所に詰め込まれた。

 

   ちょっとそんな所に自転車を置くのはと思ったが仕方ない。

 

   俺らはデッキにしがみ付いて乗った。二泊三日雨の中

 

   海に落ちない様しがみ付いていた。

 

   船員の若い子でも揺れが激しいのでゲーゲーと吐いていた。

 

   俺は黄熱病の注射の影響が出ているみたいでとにかく苦しい。

 

   もうここは映画の世界か、それとも地獄かって感じだった。

 

   船員の男の人が俺を見てstrong と言った。

 

   俺そんなに強いのかと ただ俺は無我夢中なだけなのに

 

   俺ってなんだ、どこにいる、いずれ、いつか、みんな死ぬ

 

   人間って何だ 動物も植物も生きている。

 

   人間だけが生きている訳では無いのに  

 

   俺はもがき苦しんで雨の中アルミの格子にしがみ付いて二泊三日過ごした。

 

   本当にしんどかった。くるしかった。地獄だった。 目を覚ますと

 

   朝方だった石君が俺を起こしに来て、着いたみたいだよと言って来た

 

   俺は「あー」やっと着いたか あー俺は生きている。 でもここは岸からだいぶ離れている、なんだここ

 

   へーここ?。ライフスタイル、ライフ、暮らし、生活 ライフスタイルブログ・テーマ
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